16:名無しNIPPER[saga]
2018/02/26(月) 21:36:57.70 ID:miKl5BoQo
・
・
・
春香「それじゃおやすみ、千早ちゃん」
そう言って春香は手元のリモコンを操作し、明かりを消す。
この部屋は地下にでもあるのだろうか。
消灯してしまえば本当に真っ暗になり、
目の前にかざした自分の手さえも見えなくなる。
その暗闇は、思考に沈み込むのにちょうど良かった。
それにどんな表情を浮かべていても、春香に見られることはない。
だからもう一度落ち着いて、整理しよう。
春香との……キスについて。
そして伝えよう。
春香が寝てしまう前に。
38Res/20.94 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20