千早「音符のヘアピン」
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7: ◆EPKUmfWUD6[sage saga]
2018/02/26(月) 02:00:38.81 ID:28538mFf0
「そうなの? それじゃあ、夜ご飯終わったあとにでもいただこうかしら」

「そうね、それじゃあ冷蔵庫にいれて先にお風呂いただくわ」

そう言って伊織はパタパタと冷蔵庫に箱をいれお風呂場へ向かって行った。
以下略 AAS



8: ◆EPKUmfWUD6[sage saga]
2018/02/26(月) 02:02:03.62 ID:28538mFf0
そろそろご飯ができる頃合いね、呼んで来ようかしら?

と思っていたらお風呂の方から足音がし、伊織がパジャマ姿で出て来た。

「千早、お風呂ありがと……んー、良い香りね」
以下略 AAS



9: ◆EPKUmfWUD6[sage saga]
2018/02/26(月) 02:02:36.17 ID:28538mFf0
食卓に並んでいるのはご飯、味噌汁、焼き魚、お漬物。
少し前から春香に習って料理の勉強をして少しは作れるようになった品の数々。

「凄いわね、これ千早が全部作ったの……?」

以下略 AAS



10: ◆EPKUmfWUD6[sage saga]
2018/02/26(月) 02:06:38.00 ID:28538mFf0
「「ごちそうさまでした」」

「千早の料理美味しかったわよ♪」

お茶碗に米粒一つ残さず伊織が言う。
以下略 AAS



11: ◆EPKUmfWUD6[sage saga]
2018/02/26(月) 02:07:56.82 ID:28538mFf0
シャワーを軽く浴びて戻ると

「だいぶ遅い時間になっちゃったけど、プリンの箱、開けちゃわない?」

そろそろ深夜を回りそうな時間に唐突に伊織がそう言いながら冷蔵庫のほうへ移動していた。
以下略 AAS



12: ◆EPKUmfWUD6[sage saga]
2018/02/26(月) 02:08:54.41 ID:28538mFf0
……まぁ、持ってきてしまったのなら自分に甘えてちょっと食べよう。

パカ

と、箱を開けたらプリンではなく二切れのケーキが入っていた。
以下略 AAS



13: ◆EPKUmfWUD6[sage saga]
2018/02/26(月) 02:10:34.36 ID:28538mFf0
と言われ、ケーキに視線を戻して見たら片方のケーキの上に白いチョコ板が乗っていたのに気づいた、そこには

『ハッピバースデー如月千早ちゃん』

ハッピバースデー……?
以下略 AAS



14: ◆EPKUmfWUD6[sage saga]
2018/02/26(月) 02:13:58.38 ID:28538mFf0
サプライズ大成功と言った顔で、お泊まり用の荷物のポケットから小さめな箱を取り出した。

「その様子だとやっぱり千早、誕生日のこと抜けてたのね〜」

図星だ、ここ最近は確かに忙しくて今まで自分の誕生日のことがすっぽり抜け落ちていた。
以下略 AAS



15: ◆EPKUmfWUD6[sage saga]
2018/02/26(月) 02:19:00.80 ID:28538mFf0
「この伊織ちゃんからのプレゼント開けてみなさいな!」

手渡された箱の中には『♪』の形をしたヘアピンが入っていた。

「あんまり千早はこういうのを付けてるところを見たことなかったし、似合いそうだったからプレゼントに包んでもらったの」
以下略 AAS



16: ◆EPKUmfWUD6[sage saga]
2018/02/26(月) 02:21:09.20 ID:28538mFf0
「せっかくだし、今付けて見なさいよ♪」

と催促をしてくる。

ライブの衣装とかでないと、あまりこういうものを普段付けることが無いからどう付けたら似合うのかしら……
以下略 AAS



17: ◆EPKUmfWUD6[sage saga]
2018/02/26(月) 02:22:34.97 ID:28538mFf0
スッスッ

髪を少しまとめられヘアピンを通される、なんとなくくすぐったい気持ちを感じていたら

「にひひっ! こんな感じでどうかしら?」
以下略 AAS



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