【アイマス×モバマス】たくさんの、小さな幸せ
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14: ◆Hnf2jpSB.k[saga]
2018/02/25(日) 10:46:32.68 ID:iOGE627x0
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事務所のソファに向かい合って腰かけます。
突然のことでしたのに、まゆさんはニコニコとお付き合いくださいました。
乃々さんや輝子さんがまゆさんをお慕いする気持ち、ちょっとわかりましたです。
「なるほど。大切な人へのプレゼント、ですか……」
温かなココアを飲みながら、ライラさんの考えていることをお話しました。
まゆさんは人差し指をあごに当てて、ちょっと首を傾げています。
すごくお似合いでございますねー。
「そうですねぇ。この時期なら、手編みのマフラーとかもいいんじゃないでしょうか」
「マフラー、でございますか?」
そういえばまだまだ寒い日が続いていますです。
マフラーをお贈りするというのは名案でございますねー。
「はい。編み目の一つひとつに想いを込めて編んでいくんですよ」
頬に手を当てて、うっとりとした表情でございます。
あー、これはまゆさんのプロデューサーさんのことを考えているのですねー。
「その想いは言葉にしなくてもきっと伝わるって、まゆはそう思うんです」
夢を見るような、といえばいいのでございましょうか。
まゆさんは熱っぽい瞳でお話しています。
こういうのを、恋する乙女と言うのだそうですよ。
「おー……」
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