【ミリマスSS】千早「重なった鼓動と、新しいスタート」
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12: ◆uYNNmHkuwIgM
2018/02/25(日) 00:14:32.18 ID:6Xf+W2fS0

一通り歌い終えて目を開けると、見慣れたリボンの女の子が満面の笑みで立っていた。

千早「えっと...いつからそこにいたの、春香?」

困惑する私の問いかけに、春香は変わらない笑顔で答える。

春香「えへへー、いつでも春香さんは千早ちゃんのそばにいるよ」

...少しだけその答えにイラっとして、私は春香の両頬をむにーっとつまむ。

春香「いひゃいいひゃいほめんほめん、ひふひょひはへっへひははひははひはゃんはふへひほふひふはっへははは」

どうやら私が歌っている途中で、春香は事務所に帰ってきたみたい。春香のほっぺたすごく柔らかいななんてどうでもいいことを思いながら、その両頬を解放してあげる。

春香「もー、痛いよ千早ちゃん♪」

そんな風に抗議しながらも、嬉しそうな声の春香。恥ずかしさを隠すために優しく引っ張っただけなのだけで、痛くはないだろう。

なんだかその感情も春香に見透かされているようで、それならもう少し強くした方がよかったのかもしれないなんて思っていると、春香が言葉を続けた。

春香「へへ、でも千早ちゃんが元気になったみたいでよかった」

 


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