ダンガンロンパでペルソナァ!!
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16:Persona[saga]
2018/02/27(火) 22:41:15.18 ID:eSZQ4BcQO
僕は未熟だった。
未だ、何も知らないただのガキだった。
事件を解決する。
それは、真実と向き合うということ。
たとえそこに何があろうとも…

-警察署 取調室前-

警察官A「貴方が最原さんですね。」

>警察官のなめつけるような視線が僕に向く。

最原「はい、僕が最原終ーです。」

警察官B「まぁ、一応の確認ですから。」

>気を悪くしないでくれというフォローだろうか。
大丈夫です。 と返す。

警察官A「では、入りましょうか。」

>ガチャリと重々しい音を立てて扉が開く。

-取調室-

>そこは、刑事ドラマなどでよく見る光景だった。
全く差がなく、僕はこんなものかぁと思った。

容疑者と僕を一枚のガラスで隔てている。
まるで正義と悪の境界線のようだ。

僕は椅子に座り、目の前の容疑者と向かい合う。
彼は薄ら笑いを浮かべていた。
勝利を確信している顔だった。
その笑みを僕は崩してやりたいと思った。

最原「はじめまして、最原終ーといいます。」

容疑者「どーも、さいはらさん。」

最原「えっと…君の名前は?」

容疑者「何?ナンパ?笑えるんすけどw」

最原「真面目に答えてくれないかな。」

容疑者「あー、淀川 準ッス。【よどがわ ひとし】」

最原「そう、変わった名前だね。」

淀川「何か文句でも?」

最原「いや、ないよ。じゃあ、本題に入ろうか。」

>僕はそこから、事件について振り返り、事件の謎について一から解説した。
相手は何故か誇らしげにしていた。
そして、僕は彼のトリックを暴きにかかった。
まず、アリバイの工作、次に殺害方法、最後には証拠隠滅、すべてを語った。
彼は最初のうちは反論していたものの自分の犯行が明らかになるにつれて、口数が減っていった。

最原「これが…事件の全貌だよ…」

淀川「………」

最原「反論は、無いね…」

淀川「………」

最原「だけど…僕には一つだけ分からない…
良ければ聞かせてくれないかな…
君の動機を…」

>淀川は終始俯いていたが、やがてポツポツと語りだした。

淀川「俺は……死ぬべきだったんだ。」

淀川「気付けなかった……」

淀川「俺には、彼女がいたんだ。
雅っていうんだけどよ…」

>そして、彼が語ったのは残酷な真実だった……


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