5: ◆JDH1DmZBjFQa[sage saga]
2018/02/24(土) 01:17:37.76 ID:JTZYbvl30
【みくの回想】
最近Pチャンがおかしい。そんなことはみくも感じ取っていたの。
無理やりアイドルの路線変更を強いたり。
みくも猫キャラをやめるように言われたことに対して抗議をしようと思ってPチャンのところに行ったのにゃ。
ちょうどPチャンは事務所のオフィスで仕事をしていたのにゃ。
みく「ちょっとPチャン!どうしてみくが猫キャラ辞めないといけないの!納得のいく説明をしてほしいのにゃ!」
P「これもアイドル達が継続的に生き残っていくための重要な戦略だ」
みく「でも、大切なものを捨ててしまったら生きていく意味なんてないにゃ!」
P「前川みく。君はまだ幼いな……」
みく「みくは自分を曲げないよ、曲げたくない……!」
Pチャンは返事をしなかった。
みく「……Pチャン?」
P「失礼。少々考え事をしていたものでね」
P「……そういえば前川みく。君は猫が好きなようだが、」
P「どのぐらい好きなのかね?」
Pチャンは口角を吊り上げながら答えた。
みくはそれをみて猛烈な寒気を感じたのにゃ。
Pチャンの顔が見たことのないくらい不気味な顔で……
心だけじゃなくて体も動かなくなってしまいそうなくらいに。
P「猫キャラを貫き通そうとするくらいだ。その愛はよっぽどの物なんだろう。ククク、丁度良い……」
みく「あ、あ……」
P「さぁ、このスタドリを飲んでごらん……」
Pチャンの手がみくの近くに伸びてくる。避けたいのに両足が地面に張り付いてしまったかのように動かなかったのにゃ。
みく「……っ!『しっぽのきもち』!」 ブニャー!
P「なにっ!?」
みく「みくを乗せて逃げて!」
ニャン! シュタタタタタ……
37Res/28.18 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20