7: ◆0vdZGajKfqPb[sage saga]
2018/02/24(土) 01:00:54.84 ID:d89W1gDH0
みくの言葉がわかるのか、わからないのか。猫はにゃあ、と頷くように歌った。幼い頃のように会話ができているようで、それがみくには嬉しかった。
「ふふ。君の飼い主さんは、どんな人なのかにゃあ?」
そっと、背を撫でる。暖かな陽だまり。
「みくの飼い主チャンはね。んー……いい人、かな」
飼い主……プロデューサーのことを、みくは一言で言い表すことができなかった。
独りぼっちだったみくを、拾ってくれた存在。アイドルになる、魔法をかけてくれた人。
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