9:名無しNIPPER[saga]
2018/02/22(木) 01:38:45.22 ID:Ik7A5N6V0
笹瀬川「……以上が私の知るところです」
理樹(笹瀬川さんの報告で一つ思い出したことがあった)
理樹「……そういえば昔、恭介がこんな事を言ってた気がする」
恭介『鈴はまだ恋というものを知らない。だから誰かが言い寄ってくるたびに俺が鈴の代わりに丁重に断っているんだ』
笹瀬川「なるほど。今や棗さんは大学生。それこそ狙ってくる人は多くなると」
理樹「…………」
笹瀬川「……私は棗さんの友達ではあっても姉妹ではありません。明らかに厄介と分かる火の粉は払えても真面目に考えてらっしゃる方たちにNOと言える大義名分はありませんわ。そりゃ、私も直枝さんがお似合いかと思いますが……」
理樹(そうだ。高校の頃はまだそれで良かったのかもしれない。でも鈴は今こうしていながら大人になりつつある。そんな時、何もしていない癖に彼等を止める事なんて出来ない。そんな事が出来るのは今のところ恭介ただ一人だ)
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