113:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/20(火) 02:12:15.39 ID:PoruoH2d0
どく、どく、どく
心臓が高鳴る。全身の血が沸騰するような、熱い感情が奥底からこみ上げてきた。
二人の顔を見る。博士も、助手も、優しい顔をしている。
ちょっと不器用だけれど、島のフレンズを大切に思っているって気持ちが、熱となって伝わってくる。
地上では、今もフレンズのみんながセルリアンを取り囲んでいる。私とかばんちゃんを救うために、危険を顧みずに戦っている。
みんな……みんなありがとう。
心の中の感情が燃え上がった。
「……行く。私、かばんちゃんのところに行く!」
「そうと決まれば、さっさとやりますよ! さん、にー、いちで手を離すのです!」
「分かった!」
「いきますよ!」
待ってて、かばんちゃん!
今行くから!!
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