103:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/20(火) 02:05:46.95 ID:PoruoH2d0
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地響きのような音。
辺り一面の真っ暗闇。
何も見えないのに、「何かがいる」と野生の本能が感じ取る。
その「何か」は巨体の向きをぐるりと変えて、
一つ目が、ギョロリと私を見つめている。
大きな、大きなセルリアン。
そのあまりの巨体に、思わず頭が真っ白になる。
逃げなきゃ――!
そう思った私は、すぐさま体を動かそうとする。
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