70:王道大好き ◆v.O0B1pY4E[saga]
2018/02/28(水) 22:58:43.75 ID:8+BNPC50o
ボク達は町から出て北へ歩いていた。
王都へ向かうためだ
「王都で嘔吐する、なんてな」
マシがなんか言い出した
「「………」」
空気が凍った
「なんでや!面白いやろ」
面白い訳がない。
「話は変わりますが、北の方に川があるそうですね。
川の橋を渡った先が王都」
「川ならあと少しで着くよ、こりゃ王都まで時間がかからずつきそうだね」
「トラブルがないとか、つまらへんやん…」
なんでマシは空気が読めないのか。
ここまでくるとある意味すごい。
道の途中に看板が立って居た
看板の前に、商人らしき人が居る
「こまったなぁ…」
何か困っているようだ
とりあえずボクは話しかけた
「どうしたの?おっちゃん」
「魔物が出たらしくて、先に進めないんだよ
王都へ続く道はここしかないのに…」
魔物か、そりゃ大変だ。
「倒してくるね」
ボクは看板の先に進んだ
「「待て、少しは考えろ!」」
仲間2人に体を掴まれる。
だが…
「うるさい、目の前の困っている人を放っておけるかぁ!」
ボクは振りほどいて奥に進んだ。
ボクは止まらない
「あ、あの子大丈夫なのかい?」
「強いから大丈夫だと思いますが、とりあえず追いますわよマシ!」
「あぁ!」
76Res/64.19 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20