39:王道大好き ◆v.O0B1pY4E[saga sage]
2018/02/19(月) 17:28:36.03 ID:CXKPQqLlo
女の人はボクに斬りかかって来る。
ボクはなんとかして受け止めた
「なっ!」
速い、異常だ
女の人は下がって距離を取った
「やるじゃないか、これを受け止めるなんて」
「な、なんですのあの速度。
隊長級?それ以上…」
「姉上の剣を受け止めるとは、すごいね。
殺すのは惜しい…生かして捕らえて!拷問して従わせる」
「…はい、町長様」
女は拷問、という言葉に少し嫌そうな顔をした
彼女は悪人じゃないんだろう
「あんなやつに従わなければいいのに、君は強そうだし」
「………」
女はボクの剣に斬りかかって来た
「うわっ!」
さらにもう一度きりかかって来る
「おわっ!!」
ドンドン剣の構えを維持できなくなる
「私の剣を一度食らって構えを維持できるパワーはすごいが、剣の技術はまだ並レベルだな
力も技術も一流なら、何度食らっても構えを崩さない」
「(そ、そんな…わたくしの部隊を壊滅させたエメラルドで歯が立たないなんて…)」
女はボクの剣にまた斬りかかってくる
ボクの剣はすっ飛んで行った
女はボクの腹の急所を殴る
「がはっ!」
ボクの意識は遠のいていく…
「こんなに、強いのに、なんであんなやつに…」
「………」
「エメラルド!!」
パープルの叫び声が聞こえる…
ボクは意識を手放した
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