【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」いちご「その45じゃ」【咲-Saki-】
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350: ◆t2KkLw8Fc7QA[saga]
2020/05/16(土) 20:08:59.20 ID:UnhTcqlH0

あああああああああ間違えたあああああああああ
>>348の前に、これが入ります



〜翌日午後、滝見家

京太郎「――といった次第です。春との付き合いを認めてください、お願いします」

春「………………」

滝見父「むぅ……事情はわかったが……」

滝見母「……春は、なにか言うことはないの?」

春「ある。でも、京太郎がなにも言わないでいいって」

滝見父「ほほう、それは興味深い」

滝美母「なんと言われたのかしら?」

京太郎「あ、あの、そういうことも言わないようにと、俺が――」

春「自分がお父さんもお母さんも説得して、必ず春を娶るから……あ、婿入りする、だっけ?」

京太郎「いや、だから――」

春「そうそう、私が一人娘だから、婿入りを許してもらえるよう頑張るって……布団の中で、優しく抱きしめながら、言ってくれた」ポッ

京太郎「そこはマジで伏せといてえええええええええええ!?」

滝見母「あらあら」

滝見父「ふ――ははははっ、やるではないか、春!」

春「頑張りました」ムフー

京太郎「嫁入り前のお嬢さんに手をつけてしまったことは、申し訳なく思いますけどっ……そ、それだけ本気なんです、俺はっ!」

滝見母「まぁ、そうでしょうねぇ……どちらも真剣なものだから、早く進展しないものかとヤキモキしてたのよ?」

滝見父「うむ。まぁなんにせよ――遣いを頼んだ甲斐もあったというものよ」

春「ありがとうございました」フカブカ

京太郎「…………どういうことですか?」

滝見母「あ、大丈夫よ? 忙しかったのは本当で、二人に名代を任せることにしたのは、自然の成り行きですからね?」

滝見父「なにかあれば万々歳、と少し期待はしていたが――期待以上よ、さすがは我が娘!」

滝見母「そういえば、あなたも……嫁入り前の私を、随分と深く――」

春「待って。親のそういう話は、ちょっとキツい」

京太郎「娘のそういう話聞いた親御さんも相当キツいと思うぞ!? っていうか、そうじゃなくて!」

滝見母「私はキツくなかったけれど……」

滝見父「私はさすがに、少し複雑だったかもしれんなぁ。まぁ相手が京太郎くんでなければ、一発くらいはお見舞いしていたかもしれんよ、はっは」

春「大丈夫、京太郎には当たらないから」

京太郎「いや、さすがに当たると思う――って、話が進まない! と、とにかく、細かいことは置いておきますけど――」

京太郎「……俺と春は、結ばれてもいいのでしょうか?」

滝見母「……もちろんよ。京太郎くんが春のお婿さんになってくれるなら、私たちは心から歓迎するわ」

滝見父「春はこの通り、多少強引なところもあるが……一途で芯のある娘に育てたつもりだ。どうか、共に歩んでやってほしい――よろしく頼むよ」

京太郎「っ……はい、もちろんですっ……ありがとうございますっ!」

春「……ありがとう。お父さん、お母さん……ありがとう、京太郎」

京太郎「俺のほうこそだ……ありがとう、春――愛してる」

春「……私も、愛してる――これまでも、これからも、ずっと……」



京太郎「改めて――俺と結婚してください」

春「……はい、喜んで」



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