【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」いちご「その45じゃ」【咲-Saki-】
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349: ◆t2KkLw8Fc7QA[saga]
2020/05/16(土) 20:07:44.30 ID:UnhTcqlH0

京太郎「……最後はいらなかったかな」

春「でも、たぶんそうなる」ギュー

京太郎「……それはそうかもだけどさ」ナデナデ

霞「しにたい」

初美「なに言ってんですか。ちゃんと祝福してやってくださいよー」

巴「そ、そうですよ……京太郎くん、春ちゃん。本当におめでとう――これから毎日、遊びに行くからね」

湧「えぇ……」

明星「ま、まぁまぁ……センパイ方、おめでとうございます」

小蒔「――京くん」

京太郎「はい……えっと、姫様――」

小蒔「コマちゃんでいいですよ」クスッ

京太郎「じゃあ――コマちゃん」

小蒔「どうか春のこと……それと、滝見家のこと――よろしくお願いします。霧島の未来を、末永く支えてくださると嬉しいです」

京太郎「――ああ、もちろん。滝見家に婿入りしたら、この地域一帯も親戚になるわけだし、俺にできることはなんでもするつもりだから」

霞「ん?」

初美「ステイ」

小蒔「……なんでも、ですか?」

京太郎「あ、ああ……できることなら」

小蒔「で、でしたら、ですね……その……春も、許可してくれると嬉しいんですが……」モジモジ

京太郎「?」

春「言うだけ言ってみてください」

小蒔「た、たまにで、いいのですが……京くん一人で、うちにお泊まりとかしてくれると、嬉しいのですけど……」モジモジ

京太郎「」

春「……許可します」

京太郎「春ぅ!?」

春「落ち着いて……大丈夫、なにかあっても怒らない」

京太郎「いやなんもないから!」

春「というより――京太郎もここで住んでたわけだから、わかってるはず」

京太郎「え、と……どういうことだ?」

春「……え、鈍い?」

京太郎「ぐっ……」

巴「それはいまさら」

京太郎「ごふっ……」

霞「まぁ京太郎くんだもの……」

京太郎「がはっ……」

初美「まぁ鈍いのはともかく、観察眼は鋭いから意外でしたけど――よくよく考えれば、大人の数は揃ってますからね。気づきにくいかと」

京太郎「え、と……ですから、どういうことでしょう……?」

湧「……簡単に言うと、霧島は男の数が少ないということです」

京太郎「……? いや、でも……確かに男性のが少なかったけど、そこまでの差は――あっ!?」

明星「お、さすが、お気づきになりましたか。いつも女の子を見てるだけありますねぇ!」

春「そうなの?」ウルッ

京太郎「言いがかりだから!」



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