【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」いちご「その45じゃ」【咲-Saki-】
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311: ◆t2KkLw8Fc7QA[saga]
2019/12/24(火) 21:18:19.24 ID:xHPNQq1S0

〜学校、部活前

春「――ということで、土曜日はお休みします」

京太郎「滞在期間ギリギリなのに、申し訳ありません」

小蒔「」

湧「姫様、お気を確かに!」

明星「家の名代でお二人でって……え、大丈夫なんですか?」

京太郎「どういうことだ?」

春「これでも、挨拶回りは慣れてる」

明星「い、いえ、ではなくて……その、なんというか……」

小蒔「は――反対です!」

京太郎「えぇっ!?」

初美「いやー、これはあれですねー、完全に外堀埋めにかかってますねー」

京太郎「どういうことですか?」

霞「……まず、他家を招いての大事な儀式で、招かれるお客様も格式あるお家柄なわけでしょう?」

京太郎「ですね……」

湧「そんな皆様の前に、名代として――将来の当主として顔をだすご息女の春さま」

京太郎「うん……」

明星「その方が、同じ年頃の男性を伴って来られる、これはどういう意味になりますか?」

京太郎「………………あっ!?」

春「なんの問題が?」

京太郎「い、いや、これはちょっとまずいかも――」

春「落ち着いて。お父さんが相手にも話をしているはず、問題はない」

京太郎「……言われてみれば、確かにそうか?」

霞「ご、誤解を招くかもしれないわ」

小蒔「その通りです!」

春「誤解じゃなくすればいい」

霞「そうではなく!」

初美「必死すぎじゃないですかー? 滝見の小父さまが、そこまで考えてるとは思えませんけどねー」

湧「春さまの世話役とか護衛とか、そういった説明をされているでしょうし――」

明星「日帰りでは、邪推される余地もないのでは……」

霞「甘いわよ!」

小蒔「な、なにがあるかわかりませんしっ」

京太郎「なにがあるかわからないからこそ、俺がお供するんじゃないか?」

小蒔「そうではなく!」

春「ともかく――私たちが引き受け、先方にもお伝えしている以上、いまさらもう一回変更するわけにもいかない」

京太郎「そうだな、俺もそう思う。俺たちも向こうで自己紹介するし、誤解されそうなら否定すればいいだけだ」

春「む……否定はしなくても――」

小蒔「そ、そうですよね! 京くん、くれぐれも間違いのないよう、節度を持って役目を果たすように!」フンスッ

京太郎「ああ、もちろん……こまちゃんや大社の名前に傷をつけないよう、真面目にやってくるよ」



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