【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」いちご「その45じゃ」【咲-Saki-】
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◆t2KkLw8Fc7QA
[saga]
2019/07/05(金) 13:06:36.17 ID:0kuyUivE0
そうして告げられたのは、すべてが片づいたところで神代の当主から告げられた、京太郎と小蒔の婚約話のこと――。
京太郎が即座に色よい返事をしなかったことで、付け入る隙があると見た他の家の当主が、こぞって娘を宛がおうとしたこと――。
十曽と石戸、滝見の当主はそうした動きを見せなかったということ――以上である。
巴「――と、まぁこんなところでしょうか」
初美「………………はぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっ、あっきれますねー、本当にっっ!」
京太郎「す、すいませんでした!」
明星「いや、京太郎センパイは全然悪くないですから」
湧「……ほんっとうに、失礼を承知で言わせていただきますけど――ご当主様たち、おかしいんじゃないですか?」
巴「お恥ずかしい限りです……」
小蒔「あ、あの、その、えっと……ごめんなさい、京くん! 父様が――いえ、六女仙の家を預かる面々が、本当にお恥ずかしいことを!」フカブカー
京太郎「こまちゃんも悪くないから! まぁ、その、なんというか……俺みたいなのを気に入ってくださったってことは、素直にありがたいしさ」
霞「」
春「」
湧「あの、お二人が固まっていらっしゃるんですが」
京太郎「か、霞さん……それに、春……?」
霞「……大丈夫よ、京太郎くん。いざとなったら家を捨てるから」
京太郎「大丈夫じゃなくないですか!?」
春「私も捨てる。京太郎さえいてくれればいい」
京太郎「だから落ち着け! なんていうか、あれだ……滝見の小父さんは、子供の恋愛に親が口だすのはよくないってスタンスだったしさ」
春「そうなの?」
京太郎「ああ。昔の俺とこまちゃんのことで、色々考えたってことらしいけど……」
小蒔「……そうですね。肯定にしろ否定にしろ、大人の意見に私たちが翻弄されるなんて、もう二度と……」
霞「その通りだわ。京太郎くん、お父様がどんな態度だったかわからないけれど、なにも気にしなくていいわよ」
京太郎「は、はぁ……もちろん、それはそうですけど――」
京太郎「――ただ、誰かと結婚するならやっぱり、家族の方々には認めていただきたいですよね」
霞「」
初美「京太郎、なんてことを……」
明星「お従姉さま、お気を確かに!」
巴「これで霞さんは選考外……」ボソッ
霞「ちゃ、ちゃんと説得すれば問題ないでしょう! ねぇっ?」
京太郎「アッハイ」
霞「ほら!」パァァッ
湧「須賀さん、いい加減な返事で場を乱さないでください!」
京太郎「ご、ごめんなさい……」
初美「ともかく……父様たちにはきっちりお灸を据えたいところですけど、口止めされているなら、知らないフリをするしかないですねー」
巴「ごめんねー。うちのお父さん、私の言うことはあんまり気にしない人だから……お父さんからご当主たちに言ってもらうのも難しくて」
初美「まぁ巴が帰ってこなきゃ、私たちが知ることもなかったし、問題なかったと思いますけどねー」
巴「」
明星「ま、まぁまぁ!」
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