【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」いちご「その45じゃ」【咲-Saki-】
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278: ◆t2KkLw8Fc7QA[saga]
2019/05/02(木) 16:12:56.05 ID:dop3vfBI0

京太郎「……あ、水物だすの忘れてたな」

滝見父「なに、夕食のデザートにでもすればよかろう」

京太郎「それもそうですね……あ、そうでした。給仕の人手を貸していただいて、ありがとうございました」

滝見父「いやいや。こちらこそ……頼みを聞いてもらっただけでなく、汚い大人たちの悪だくみに付き合ってもらって、本当にありがとう」

京太郎「……俺がお聞きした限りでは、どなたも汚い大人には思えませんでしたよ。ご自分の子供を案じられる、いいお父さんばかりでした」

滝見父「そうか……ありがとう」

京太郎「ただ、その……本人に無断で、意思を無視して、結婚の話をするのはどうかと思いましたけどね」

滝見父「ははは、確かにな! だが、意思を無視していたかどうかは、わからんぞぉ?」ニヤッ

京太郎「? えっと、どういう意味でしょうか……」

滝見父「ははははは、気にするな! 中年の戯言と聞き流してくれい!」ポンポン

京太郎「は、はぁ……」

滝見父「まぁ、なんにせよだ……君がもし、麻雀部の誰かとそういった仲になったとしても、反対する親は一人しかおらんということだ」

滝見父「そう考えれば、彼女らと深い仲になるということにも、現実味が出てこないかな?」

京太郎「……そう……かも、しれませんね」

滝見父「だろう? まぁ、まだ君らは若い……そうした悩みこそ、青春の華よ! 大いに悩め、若人!」バンバンッ

京太郎「そうします……」

滝見父「さて、それでは中に戻ろうか。外はまだまだ暑いからなぁ」

京太郎「あの……もし……俺と、春が――」

滝見父「うん?」

京太郎「……いえ、なんでもありません」

滝見父「そうか……どうだね、片づけが終わったら、道場で一勝負といかんか?」

京太郎「は――いえ、学校に行きます。みんな練習中でしょうから、少しだけでも顔をだしたいので」

滝見父「……うむ、そうだな。そうするといい。皆も喜ぶだろうからな」ポンポン




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