【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」いちご「その45じゃ」【咲-Saki-】
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242: ◆t2KkLw8Fc7QA[saga]
2019/01/28(月) 15:04:15.15 ID:nQbunl160

〜会場ロビー

京太郎「くそっ、はぐれちまった……」

煌「おや――京太郎くん、お久しぶりですね」ポンッ

京太郎「え……煌さん! ということは、新道寺も参加されるんですか?」

姫子「そん通りよ!」

朱里(友清)「まぁ、三年は引退しとーけん、私ら主体ばなっとるけどな」

京太郎「では、お二人は応援に?」

姫子「兼マネージャー、いうとこやね」

煌「とはいえメインは、お祭りの雰囲気を楽しむことですよ。姫子は特に、コクマの前に息抜きをさせておきたいので」

朱里「そっちも、お姫様はそがん立場やなかか?」

京太郎「あー……コクマに向けて練習したいってことで、参加予定だよ」

姫子「ふぅん? あの神代小蒔なら、必要なかち思うとやけど……」

煌「そういうことなら、姫子も参加しておけばよかったですね」

姫子「まぁ今回は研究に徹しとくちゅうことで……そいよか京太郎、久しぶりよ!」ダキッ

京太郎「あ、はい……お久しぶりです。朱里も、久々だな」

朱里「う……そやね、えーっと……ちゃんと言うとらんかったと思うけど……全国優勝、あと春夏連覇、おめでとう」

京太郎「おう、サンキュ」

姫子「二年も一年も会いたがっとうし、ちょっとうちらのとこに寄ってかんね?」

煌「……確かに喜ぶとは思いますけど、いまの京太郎くんは永水の子ですから。ね?」

京太郎「……そうですね。申し訳ありませんけど、試合前は遠慮しておきます」

姫子「そ、そがんかぁ……」

朱里「トーナメントは別枠に入っとるけん、当たらんしええんやなか?」

姫子「そや!」クワッ

煌「姫子……あのねぇ――」

京太郎「ま、まぁまぁ……でも、確かにそうですね。ただ、うちも準備がありますから――あ、そうだ」ゴソゴソ

朱里「え」

姫子(な、なんもない空間に手を!?)

煌(すばら!?)

京太郎「これ――糖分補給のために作ったクッキーです。差し入れってことで……よろしかったら、皆さんでどうぞ」

煌「こ、これはどうも……ですが、永水の皆さんの分は?」

京太郎「そっちは別に作れますし、持ってきたのはクッキーだけじゃありませんから」

朱里「ピクニックか! なんでそんなお菓子ばっかり持ってきとうよ……」

姫子「はぁ、やっぱり一緒の学校がよかぁ……」ウルッ

煌「はいはい、過ぎたことは仕方ないでしょう。私たちもそろそろ行きますよ……京太郎くん、永水の皆さんにもご武運を」

京太郎「はい、伝えておきます。では、俺もこれで――」

朱里「また、その……試合後に、会えたら……会おな?」

京太郎「おう、そうだな」

姫子「きょ、京太郎ぉ〜〜〜〜〜〜っ! またっ、またねぇ〜〜〜〜〜〜っ!」ブンブン

京太郎「はい、また。それでは、失礼します」



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