【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」いちご「その45じゃ」【咲-Saki-】
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◆t2KkLw8Fc7QA
[saga]
2018/12/29(土) 16:03:57.59 ID:S1bEXKr20
〜少年少女練習中
京太郎「――あ、やべ。そろそろ買い物行かないと」
初美「えー、まさか勝ち逃げするつもりですかー」
京太郎「そ、そんなつもりはないんですけど……ほら、夕飯の支度とか色々ありますから」
明星「主夫みたいになってますね」
春「明星、黒糖をあげる」スッ
明星「わーい!」
小蒔「あ、あと一局だけ……東風戦だけでも……」
京太郎「んー……いや、やっぱり明日だな。最初に打とう、半荘でしっかりとな」
小蒔「わかりました……」シュン
京太郎「そ、そう肩落とすなって……本番に近い形で打つほうが、実力になるんだからさ……」ナデナデ
小蒔「はい……では、あの……また明日、です」
京太郎「ああ、また明日。それじゃ、お先に失礼します」
初美「おつかれですよー」
湧「お疲れさまです」
他部員『お疲れさまです!』
京太郎「おう。それじゃ行くか、春」
春「ん。じゃあ、お先に」
小蒔「――待ちなさい」
明星「姫様のちょっと待ったが出たー!」
初美「そんな古いのよく知ってますねー」
湧(それ突っ込める初美さんもでは……)
春「……なんでしょう」
小蒔「京くんが買い物に行くのはわかりました。でも、毎度のように春が付き合う必要はないと思います」キリッ
春「そんなことはありません。それは家主権限で京太郎を使用人扱いするようなもの。誰の家にいたとしても、そんな扱いは許さない」
小蒔「そ、それは……そう、なんですけどぉ……」シュン
春「京太郎は部活に穴を開けないよう、まとめ買いで買い物回数も減らしてる。荷物が増えるから、人手がいるだけ。努力を認めてあげてください」
小蒔「きょ、京くんには文句なんてありませんっ!」
春「……逆に考えます。姫様の家に京太郎がいる場合、京太郎一人に毎日の買い物を任せますか?」
小蒔「………………任せません」
春「ついていきますか?」
小蒔「………………はい」
春「なら――私がしても、おかしくないですね?」
小蒔「………………う、うぅー、京くーん! 春がいじめます!」ダキッ
京太郎「えぇ……う、うーん、そう言われても……なぁ、春――」
春「京太郎一人に買い物させたら、私がお父さんとお母さんに怒られる」
京太郎「……そ、そういうことだから、こまちゃ――」
小蒔「じゃ、じゃあ私も行きます!」
京太郎「えっ」
春「ど、どうしてそうなるんですか……姫様にそんなことは――」
小蒔「ぶ、ぶちょー命令です!」
春「部活、関係ないのに……」
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