【安価】京太郎「派遣執事見習い高校生?」いちご「その45じゃ」【咲-Saki-】
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192: ◆t2KkLw8Fc7QA[saga]
2018/12/22(土) 05:24:55.75 ID:X/AxWEVq0

 春から隠しつつ、持ってきていた本(居候するのを知らなかったから仕方ない)を厳重に包装して封印し、他の荷物を片づける。
 その合間に春から聞かされたお務め内容は、基本的には水垢離、掃除、朝拝。
 朝拝のあとに、必要であれば霊的な力を集中するための、頭と身体のトレーニングを行うこともあるという。

京太郎「行うこともあるってことは、しないこともある?」

春「忙しいときとか」

京太郎「それでいいのか? バトルものとかスポ根だと、追い詰められた状況で力をだすために、そういうときこそ励むんだが」

春「そんな状況にはならない」

京太郎「い、いや、でもほら、いきなりすごいのに襲われたりとか……」

春「そういうときは逃げる。逃げられないなら諦める」

京太郎「いや、諦めたくないんだけど……」

春「見つけても凝視したり声をかけたりして、刺激しなければすぐには襲われない。だからそのまま逃げて報告、あとは態勢を整えて封印に動く」

京太郎「……刺激しちゃったら?」

春「諦める。むしろそうならないよう、いつでも余裕を持って自分をコントロールできるよう、頭と身体を慣れさせる」

京太郎「な、なるほど……」

春「夕方も同じことがある。でも部活後は遅くなるから、掃除は難しい。あと、お父さんが京太郎と組手と乱取りをしたがると思う」

京太郎「遅くなってもいいなら、夜に掃除させてもらうんだけど……おじさんの相手は大変そうだ」

春「たまにでいい」

京太郎「そうか、ならそれで……できれば夜も少し修行したいところだし」

春「帰ってから、掃除するかお父さんと戦うか。それが終わったら夕食。あとはお風呂に入って寝るだけ」

京太郎「……勉強と麻雀の時間を取ろう。せっかく一緒に住むんだし、春にもできる限りのご奉仕がしたい」

春「――っ!」ビビクン

京太郎「どうした?」

春「もう一回言って」

京太郎「……勉強と麻雀の時間を取ろう」

春「その次」

京太郎「……せっかく一緒に住むんだし、春にもできる限りのご奉仕がしたい」

春「〜〜〜〜っっ!!」ゾクゾクッ ビクビクンッ

京太郎「だ、大丈夫か?」

春「へ、平気……嬉しいだけ」キュン

京太郎「な、ならいいけど……ま、勉強が終わったらちょっとリラックスできるだろうし、そのときに頭のトレーニングさせてもらうか」

春「そっちは、私がお手伝いする……京太郎が力を扱えるようになれたら、私たちも嬉しい」

京太郎「ああ、頼む……それじゃ、春」

春「はい」

京太郎「一ヶ月、よろしくな。いままで通り、仲良くやっていこう」

春「……いままで以上に、仲良くなる」

京太郎「そうだな、そうしよう」

春「うん」グッ



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