73: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/02/16(金) 20:24:23.34 ID:oMgPCNNI0
「ま、待ってイヴちゃん! もうちょっとだけ待って! まだ二人が……っ!!」
差し伸べた手は空を切ります。
響子ちゃんはホウキを構えたまま、どこまでもいつも通りの、私達を送り出す時の笑顔で叫びました。
「いってらっしゃい! おいしいごはんを作って、待ってますねっ!」
「ふしゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!」
みくちゃんの気合十分の威嚇を最後に、二人の声は聞こえなくなり。
真っ白になった女子寮から離れ、ソリはぐんぐん上昇していくのでした。
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