【モバマスSS】ノノの旅〜the〜Morikubo~world~きのこの国
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8:名無しNIPPER
2018/02/12(月) 02:28:00.65 ID:bT4q8k8x0
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村長「・・・こ、この国はね、昔は何もなかったんだ。本当に何もなかった。資源も人も」

村長の話によるとここはかつて何もないただの小国だった。

日光が出ることが少ないため農業も安定せず餓死するものもいたそうだ。

・・・だが、もともと湿気が強かったのもあるがなぜかきのこだけは常に隣にあったらしい。

そこで、きのこを活用し、食用し、運用し、この国はきのこの王国へと生まれ変わった

きのこのバイオ燃料、巨大なきのこの家などもその産物だという。

村長「実は城壁もきのこなんだ。カワラタケっていう固いやつだけど石に比べれば柔らかいんだ」

アスカ「だから火気厳禁なんだね?旅人に銃を持ってこられても引火してもこまるから」

村長「そ、そうなんだ。万が一火事になったらこの国がどうなるかわからない、この国では石も鉄も貴重なんだ」

だから調理場は度の家も地下にあるらしい。そこで暑い思いをしながら料理するのだという

ノノ「・・・そうですか。すいません。面倒な思いをさせて」

村長「き、きにしないで。久しぶりに料理ができて楽しかったよ」

ノノ「・・・でも大変だったでしょうね。毒キノコとかも混ざってるでしょうし」

村長「え?あ、ああ、それは心配いらないんだ。これがあるから」

・・・村長は頭についているきのこの帽子を指差した。

アスカ「その帽子がどうかしたのかい?」

ノノ「国民のみんなつけてましたね。そういえば」




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