千鶴「裕美ちゃんのおデコからビームが出たお話」
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15:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/11(日) 22:12:03.93 ID:F17U2dLu0
「音声だけだと誤作動が有り得るからな、セーフティーだと思ってくれ!」
「ううっ…裕美ちゃんのためなら…」
泰葉さんは顔を真っ赤にしてポーズを取ります。
16:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/11(日) 22:12:38.18 ID:F17U2dLu0
「よし…これでぱっつんビームが裕美の額に命中すればビームは止まるはずだ」
はぁ…やっとこの騒ぎも終わりますね。
「…ちょっと良いかな?」
17:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/11(日) 22:13:20.35 ID:F17U2dLu0
「ちょっと…それってどういう…」
裕美ちゃんの声がわずかに震えている。
「大丈夫だ、少しコゲてアフロになるくらいだ」
18:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/11(日) 22:13:50.56 ID:F17U2dLu0
「ううっ…!ビームが…押し返される…!」
「二人とも…逃げて…っ!」
「過負荷によりA.I,フィールド停止…もうダメだっ!」
19:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/11(日) 22:14:20.72 ID:F17U2dLu0
爆煙が晴れたそこには…
『きゅう…』
コゲてアフロになった二人が横たわっていました。
20:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/11(日) 22:14:53.59 ID:F17U2dLu0
クイクイッ
「…ん?」
誰かが私のスカートを引っ張っています。
21:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/11(日) 22:15:22.57 ID:F17U2dLu0
「…その瓶で裕美ちゃんを殴る!?」
気絶させれば止まるという事でしょうか。
「ウサウサー!」
22:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/11(日) 22:15:52.98 ID:F17U2dLu0
「…その瓶の中身をかける?」
「ウサウサッ!」
ウサちゃんロボは嬉しそうに頷くと、裕美ちゃんを指さします。
23:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/11(日) 22:16:22.94 ID:F17U2dLu0
そして私は瓶の中身を手近なバケツに注いで、裕美ちゃんの背後に移動する。
「裕美ちゃん、ちょっとだけ下を向いて!」
「えっ…は、はい!」
24:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/11(日) 22:17:02.53 ID:F17U2dLu0
…
……
………
25:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/11(日) 22:17:40.62 ID:F17U2dLu0
「ほたるちゃん、気にしないで?むしろこっちの方こそビーム当てちゃってごめんなさい」
裕美ちゃんも被害者なのにずっと謝っています。
「…そ、それにしても!ビーム止まって良かったね!」
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