3:名無しNIPPER[saga]
2018/02/10(土) 12:40:02.84 ID:p6iGZwjEO
「よす」
「おっす。……こんなとこで何してんだ。もう九時だぞ」
「そーそー。プロデューサーいつまで仕事してんのさ。すっかり冷えちゃったよ」
「いや、知らんがな……」
プロデューサーからすれば、帰ろうと駐車場に来たら自分の担当アイドルが座り込んでいたのだ。
もちろんこんなところで待っているよう指示したつもりはないし、そもそも今日は三時間以上前に帰らせたはず。
本来いるはずのない存在に、怪訝そうな表情を浮かべるのも無理はなかった。
「ま、大方家まで送らせようって魂胆か……にしたって三時間は待ちすぎだろ。さっさと帰ればよかったのに」
「だーかーらー、プロデューサーがこんな時間まで仕事してなきゃよかっただけでしょ。人の迷惑も考えてよね」
「はいはい。分かったから乗ってけ」
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