13:名無しNIPPER
2018/02/09(金) 00:06:24.65 ID:kd0Dc5wl0
* * *
「やりました」
「やってしまいましたの間違いじゃねぇのか」
次の四半期の予算組みに頭を悩ませていた俺のもとへ、両手にコンビニ袋をぶら下げながら、加賀がやってきたのがついさっき。今ではそいつは、部屋の隅のテーブルに食料を広げながら、ずるずる音を立てて白滝を啜っている。
ちゃるん。最後の一本が加賀の桜色の唇へと吸い込まれていく。残った汁は、器のヘリに添えておいた柚胡椒をといて、一気に。
「ふぅ」
実においしそうに飯を喰う女だった。
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