96:名無しNIPPER[saga]
2018/04/20(金) 01:36:32.36 ID:fFo8HSJq0
「でも勝手に決めつけると怒るだろ」
「……そうか?」
「ああ。そういうことでイラついてる時は口数が増える」
「マジか」
「おまえ自体分かりづらいけど、付き合いも短くはないから癖っぽいのはいくつか分かるんだよ」
「うそつけ」
「まあ善くんはちっとも分かんないって言ってたから、俺の愛の為せる業かもしれないけどな」
「……」
愛かどうかは置いといて、そんなこと初めて言われた。普通にショックだった。
「でも、なんつーの? そういうの分かんない人たちからすれば、
ミステリアスっつーか、飄々としてるのに実は何でもできるやつみたいな、そんな感じに映るらしいぞ」
「いきなりどうした?」と言うと、じとっとした目で「まあ聞けよ」と制される。
341Res/257.77 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20