92:名無しNIPPER[saga]
2018/04/20(金) 01:29:33.91 ID:fFo8HSJq0
トンネル、緩やかなカーブ、その後はトロッコのようにガタガタと揺らされて教室の出口でうまく停止する。
道中に配置されたクラスメイトもスピードが出ていれば見ているだけのようだ。店番より楽そう。
「どうだった?」と降りてすぐに感想を求められたので、
「凄い。文化祭レベルじゃないよ」と素直に返答した。
周りからは嬉しそうな声が上がる。
出来について自信はあったものの、それを内輪で評価するのは適切ではないと考えていたらしい。
「俺たちにもっと技術があればネプリーグみたいにしたかったんだけどな」
「トロッコのやつ?」
「そうそう。クイズに答えて一攫千金的なやつ」
「でもあれジェットコースターじゃなくね」
「うん。まあ、アトラクション部門で一番取るにはあれくらいしないとなって、夢みたいな話」
そんな賞もあったのか、初めて聞いた。
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