追われてます!'
1- 20
206:名無しNIPPER[saga]
2018/06/29(金) 01:51:40.35 ID:CaJ2VfCb0

「そして機が熟したらあわよくばわたしも間に入って、ふふっ」

「それはマジでやめて」

「な、なんでですか!」と零華は瞬時に反応する。
 これはあからさまにわざとらしくてついつい笑ってしまう。

「前も言いましたけど、また三人でデート行きましょうね」

「ええ……」

「両手に花って感じでいいじゃないですか。奈雨ちゃんとわたしが両隣にいるなんてかなり役得ですよー」

「片方だけでも身に余りそうだからいいよ」

「その体のいい感じの断り方やめてください。水族館とか行きましょう」

「あー、はいはい。誘ってくれれば行くよ」

「……」

 零華はちらっとこちらを見て、口の端だけで笑う。そして顎に人差し指を当てて、うーんと首を捻る。

「どうした?」




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
341Res/257.77 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice