【クッキー☆】『猫になったBNKRG』
1- 20
62:名無しNIPPER[saga]
2018/02/06(火) 02:15:56.22 ID:kLIsZwOI0
籠に入れられて連れられた先はTISの家の食卓だった。カートはバカでかい机の端に置かれていたのだ。
煌びやかに広がる料理群には豪華絢爛の文字がふさわしい。
立ち上る湯気と香気に思わずBNKRGは立ちくらみを起こした。
そういえば動物愛護センターでの食事後、何も食べていない。ALISONの家からの脱走した後愛護センターで食事はしたものの、それ以来BNKRGは満腹まで食事した記憶がない。
よだれが自然と出てきた。顔を振ったが目の前の誘惑には勝てなかった。
つい何も考えずむしゃぶりついてしまった。もしこの中に睡眠薬や毒薬が入ってたとしても構わない。その時はその時だ。

「ふふん、うまいやろー、うまいやろ。料理したからな、私が」イカババアが背中を撫でつつ呟いた。
鯖の味噌煮に目が留まる。加工する気がないのか。そんなことはどうでもよかった。鯖の煮付けにBNKRGは歓喜のため息をついた。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
106Res/52.17 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice