二宮飛鳥「ならばこの想いは、恋ではなく」
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15: ◆C2VTzcV58A[saga]
2018/02/03(土) 00:54:21.09 ID:IrvFneC9O
飛鳥「P。ボクを口説いてくれないか」

P「………ん?」

飛鳥「だから、ボクを口説いてくれないか」

P「………君なら、トップアイドルになれる?」

飛鳥「そういう口説き方じゃない。ボクを……ひとりの女の子として、口説いてほしい」

P「いや、それはロリコンになるだろう」

飛鳥「もともと(特定の人間から)頻繁に言われているから大丈夫だろう」

P「ええ……?」

飛鳥「ダメ、かな」

P「まあ……あくまで練習というか、そういうのならいいけど」

飛鳥「それでいい。お願いするよ」

P「わかった………コホン」


P「今日もきりぇっ」

飛鳥「………」

P「………」

P「噛んだ」

飛鳥「………くふふっ、ふふっ……!!」

P「仕方ないだろう。普段飛鳥のこと、そういうふうに見ていないんだから……何を言えばいいのか、よくわからないんだ」

飛鳥「あはははっ………うん、だろうね。ボクも同じさ、P」

P「同じ?」

飛鳥「ボクもまだ、よくわからないんだ。けれどきっと、今はそれでいい。これからも考えて、悩んで、いつか答えを出すものなんだ」

P「???」

飛鳥「それまで、ボクの傍にいてくれるとうれしい」

P「あ、ああ……よくわからないけど、そばにはいるよ。俺は飛鳥のプロデューサーだから」

飛鳥「あぁ。そして、ボクはキミのアイドルだ」クスッ






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