【モバマス】琥珀色のモラトリアム
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54:名無しNIPPER[sage saga]
2018/02/03(土) 00:55:40.05 ID:vBuyWfgt0
彼は珍しく照れ臭そうに頭を掻きながらはにかんだ。

「初心な中学生じゃあるまいに」

「笑うことないだろう」

瞬間視線が交わり、どちらからともなく笑みが零れる。不思議と、寒さは感じなかった。

「……俺もお前も、まだまだ子供だったみたいだな」

「あぁ、ブラックのコーヒーが飲めるようになるのはまだまだ先みたいだ」


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