13: ◆Y0Lmk/CZYI[saga]
2018/02/02(金) 01:48:34.02 ID:3jZs1Dkx0
文香「ありすちゃん、紅茶です。お砂糖もお好みでどうぞ」コトッ
ありす「文香さん、ありがとうございます。頂きます」ズズ
文香「ありすちゃんは、プロデューサーさんがお嫌いですか……?」
ありす「え!?いえ、そういうわけじゃないんです!ただ子供扱いが嫌なだけで……」
文香「プロデューサーさんはきっと、ありすちゃんを子供扱いはしていませんよ?」
ありす「……」
ガチャ
P「いやあすまんすまん。おばあちゃんを道案内してたらちょっと遅くなっちまった……」
ありす「プロデューサー、おかえりなさい」
文香「おかえりなさいプロデューサーさん。すみません、少しお手洗いに行ってきます」
P「はいよ。文香が戻ったら2人の新しいユニットの打ち合わせ始めようか!」
文香「はい。では」ガチャ
バタン
ありす「Pさん……」
P「ん?どうしたありす」
ありす「私、事務所のみんなにPさんのことが嫌いだと思われてるみたいです……」
P「ふ〜む……俺としては仕事に支障がなければそれでいいんだけど、さすがに変な噂が立つのは困るんだよなあ……」
ありす「噂……?」
P「そう。今もちょっと流れてるらしくて、ありすが俺にセクハラされた説とか、俺が実はドMで喜んでる説とか」
ありす「えぇ……」
P「前者はともかく、凛が後者を真に受けてムチとか持って来た時は流石に怒ったな……ハハハ」
ありす「凛さんたちはPさんにベタベタしすぎです!Pさんも甘いです!はっきり言わないと駄目です!」
――
凛「ックシュン!誰かが私の噂してる……?まあいいや、プロデューサーの上着は……あった!」クンカクンカ
――
P「凛だって、場所はわきまえてる……と思うからさ。さっきも言ったけど仕事に支障が出なければいいと思うんだ」
P(事務所帰ってきた途端に美嘉と一緒に上着かっさらってくのは勘弁してほしいけど)
ありす「そういうことじゃなくて〜……!うぅ〜!」
P「どうどう」ナデナデ
ありす「はぅ……も、もっとしてください。あとぎゅってしてください」
P「はいはい」ギュー ナデナデ
ありす「えへへ…」
ガチャ
ありす「!?」サッ
文香「すみません、戻りました……ありすちゃん?どうかしたんですか?」
ありす「い、いえ、なんでもありません……!」
文香「?」キョトン
P「……よし!じゃあ打ち合わせ始めようか!」
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