2:名無しNIPPER
2018/01/31(水) 23:06:41.03 ID:DWbRssyX0
甘辛いタレが存分にかかった秋刀魚の蒲焼をつやつやの白米の上に乗せると、蒸気に乗って得も言われぬ香りが……!
くぅっ……!
「そう思わない? 飛龍」
「そうですねぇ……」
目の前でカツカレー大盛りをぱくついていた飛龍は、あくまで視線をカツから離さない。
「あたしはカレーのほうが好きですかねぇ」
だめだ。話がまるでわかっていなかった。
カレーやカツと親和性があるのは、彼女が黄色い制服を纏っているからだろうか。
飛龍の隣でシーザーサラダを食べているのは蒼龍だ。ダイエットをしているらしい。必要以上に健康に生きようとするのは不健全だと思うのだけど。
蒼龍は私の話をぽややややんとした顔で聞いていた。……聞いていてくれていたでしょ? 信じていい?
18Res/11.26 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20