14: ◆tues0FtkhQ[saga]
2018/01/28(日) 13:04:07.86 ID:z2Y7iDdr0
お参りも終わったのでふたりで参道を外れながら、なんとなくプロデューサーに聞いてみます。
「プロデューサー、今年の抱負はなんですか?」
「そこはさっきのお願いを聞くところではないんですね」
「神様へのお願いは内緒にしておかないと……ってありませんでした?」
神様へのお願いは誰にも言っちゃダメ。神様が叶えてくれなくなっちゃうから。
そう言われたのも子どもの頃だった気がします。
そうでなくても女の子には秘密のひとつやふたつあってもいいんじゃなかって。
例えば、神様に何をお願いしたのかとか。これはそう、プロデューサーにお願いを聞かれないための作戦なんです。
「今年は、茄子さんをもっといろんな方面に売り出したいですね」
「茄子さんといえばお正月というのをいい意味で崩せたらな、と」
ここしばらくはお正月だけじゃなくて、ファッションモデルとか水着のお仕事とか、少しずついろんな魅せ方が増えてきていました。
プロデューサーから改めてそう言われてしまうと、期待がじわじわと心に広がっていきます。
「ふふっ、今年の茄子はどんな茄子になれるのか。今から夢が膨らみますね〜」
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