【モバマス】 塩見周子「なか卯には人生がある」
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47:名無しNIPPER[sage saga]
2018/01/28(日) 04:55:49.14 ID:nBRbhFMNO


周子「え!? それって――」


周子(控え場所で付き添ってくれていたプロデューサーさん。まさかのタイミングで彼が爆弾を投下する。それについて追及しようとしたら……)


 それでは、登場していただきましょう!!


周子(絶妙なタイミングでMCがあたしの名前を呼ぶ。あたしの番だ)


P「行ってこい」


周子「……ッ!!」


周子(観客が沸く、拍手が起こる……)


周子(アイドルとしての塩見周子――絢爛な大正袴を纏ったあたしは一礼し拝殿へ上がる。単独ライブではない、終わってしまえば一瞬に感じるような短いステージ)


周子(――そんなステージは、あたし自身の疑問に対する解答)


周子(例えその答えが間違っていようと……。いや……)


 だから、お前はやりたいことをやれ。


周子(それがあたしの答えになるのなら)


周子(アイドルとして、あたしがやりたいことは――)


周子「……そうですねー、実はあたし、ここだけの話地元にあまり深い思い入れはなかったんですよねー」


MC「え、えぇ……!?」


周子(パフォーマンスの前、軽いトークが入る。挨拶から始まり、MCとの質疑応答を行う。軽い冗談で会場の雰囲気が朗らかになる。上々な滑り出しだ)


周子(さて、ここからが勝負どころってやつかな――)


周子「でも、このライブに呼んでいただいて、こうして地元に帰ってきて、ふと思ったんですよね――やっぱりあたし、この場所が好きです」


 おかえりー!


周子「ただいま――ふふ、ありがとうございますっ」


周子「帰る場所があることは幸せなことだって、誰かが言ってました」


周子「帰る場所があるから人は旅に出られるって」


周子「だからあたしは、帰る場所であるこの京都と、そんな京都を好きでいてくれる皆さんに感謝を込めてこの歌を送ります」


周子「今度はあたしが、誰かにとっての帰る場所になれますように……」


MC「ありがとうございます! それではお願いします――」


周子(これが、あたしの答え)






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