98:名無しNIPPER[saga]
2018/01/24(水) 00:03:40.97 ID:GJMDUn0X0
「俺は森久保がアイドルになれると思った日からずっと、森久保を見てきた。
思い出してみろ。ラジオの収録、服の撮影、いろいろなことを経験し、それを乗り越えてきたじゃないか」
「それは嫌々。森久保がやらないと他の人に、ひいては自分に迷惑がかかると思ったからやっただけで」
「でも、乗り越えたのは事実だろう?」
私は頷きました。
「なら大丈夫だ。このライブのためにレッスンも最後までやりとげたじゃないか。
俺はそれを見てきたし、森久保なら出来るって信じてるよ」
プロデューサーさんは私の肩を軽く叩き、私の目を見ました。
清潔な表情が、その言葉たちは真実なのだと告げているような気がしました。
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