森久保乃々「さよなら、森久保」
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53:名無しNIPPER[saga]
2018/01/23(火) 22:13:18.37 ID:QxgIwWOp0
 
 私は、なんてこの人は残酷な人なのだと思いながらも、おずおずと輝子さんに視線を戻しました。
 
 すると、細くなっていた輝子さんの目は次第に大きく見開いていき、真っ黒だった瞳は色が抜けていきました。
 そして、瞳の色が黒からグレーへと完全に変化したとき、輝子さんは変身しました。

「フフ……フヒヒ……ヒャッハー!!」

 輝子さんの甲高い叫び声がスタジオに響きました。さっきまでとはまるで別人でした。
 私とスタッフさんは、輝子さんのあまりの変貌ぶりに声を失くし、プロデューサーさんだけがいつもどおりでした。

「アーハハハハハッ! 撮れよォッ! ブラッディィィィ・ショット!!」

 カメラさんは写真を撮り始めました。




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