渋谷凛「それはきっと、私にとっても記録的大雪」
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9: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2018/01/22(月) 23:38:34.72 ID:Ths8Jl5j0
○
そんなこんなで買い物を終えて、来た道を戻る。
道路を見やると、既に雪は積もり始めていた。
携帯電話をポケットから取り出して電源を入れる。
表示された交通情報は悲惨そのものだった。
「そろそろ、時間切れだね」
携帯電話の画面をプロデューサーに見せる。
「あーあ。これで正真正銘、帰れなくなったわけだ」
「後悔してる?」
「俺はそんなに」
「私も」
「ご両親にちゃんと連絡してあるんだよな。嫌だぞ、後から俺怒られるの」
「大丈夫、全部正直に話してあるよ」
「なんていうか、寛大だな」
「うん、だよね。自分の親ながら」
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