38: ◆Dm8ArSIo3MOQ[sage saga]
2018/01/22(月) 02:31:08.91 ID:nPAELvaf0
P「さっきのライブバトルでうちのアイドルの事、どう思った?」
幸子「…たいそう個性的な方だなぁ、と」
P「あれが我が部署のアイドルだよ」
幸子「個性を尊重する方針、という訳ですか?」
P「と言うより、やりたいようにやらせてあげられるようにする部署かな」
幸子「無農薬栽培みたいなものですか」
P「中々上手い例えだな」
幸子「ではさしずめ今のボクはクスリまみれのアイドルという訳ですね」
P「ハハッ、絶対他所でそれ言うなよ?」
幸子「……」
幸子「…お話はわかりました。流石に今この場でお返事する事は出来ませんので一旦プロデューサーさんと相談してから、という事で良いですか?」
P「それはもちろん。良い返事が貰える事を期待してるよ」
幸子「…」
幸子「…あのっ」
P「ん?」
幸子「ボクは…トップアイドルになれるんでしょうか?」
P「誰かがトップアイドルになれるなら、誰もがトップアイドルになれる筈。って名言があるぞ」
幸子「それ、ゲームの話じゃないですよね」
幸子「それと、もう1つ」
P「うん?」
幸子「…イロモノと言って、すみませんでした」ペコリ
P「……やっぱり路線変更したほうがよくない?」
幸子「どういう意味ですかっ!」
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幸子「思い返してみると、ほんと酷いスカウトですね」
P「よく覚えてるよな。俺ほとんど忘れてるわ」
幸子「あの後当時担当してたプロデューサーさんに相談しに言ったら「話は聞いてる。あとは君の意思次第だ」って言われたんですけど」
P「覚えてないなあ」
幸子「…ボクに声をかける前に既に引き抜きの話を通していましたよね」
P「記憶にございません」
幸子「あの時のげんこつせんべいしょっぱかったです」
P「草加せんべいだよ」
幸子「バッチリ覚えてるじゃないですか!」
P「ドリンクバーおかわり行ってくる」ガタッ
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