53:名無しNIPPER[saga]
2018/01/22(月) 22:00:35.96 ID:qFrkPnkl0
一色「先輩…祝ってくれないんですか？」
うるうるっとした目で一色が見つめてくる。うん、これはあれだ、可愛いな。
八幡「…まあ、おめでとう。」
そう俺が言うと、まるで示し合わせたかのように拍手が起こった。まあ確かに、カップルの誕生というのは高校生くらいの年齢にはちょうど眩しく映るのだろう。平塚先生に言ったら殺されるぞお前ら。
そんな感じで、俺に続いて他の奴らも次々と賛辞を口にしていく。川崎はともかく、材木座ですら一応言ってたからね？つかいたんだなお前。てかなんでこいつがいて戸塚がいないの？？ねえ、戸塚は！
葉山「はは、なんだか照れるな。」
一色「本当皆さん、ありがとうございます…！」
戸部「ヒューヒュー！マジ、俺も続きたい的な？」
葉山「戸部にもきっといい相手が見つかるさ。」
海老名「そうそう、いい人はね、きっといるよ。実は案外身近なところに…」
戸部「え？え？ちょ、海老名さん？え？それって？？」
え、なにこの展開。このSSこんなラブコメ展開ばっか続くの？誰得。
海老名「ぐふ腐…」
由比ヶ浜「な、なんかやな予感するし…」
あ、これはもうあれですね、はい。お決まりの展開ですね。
海老名「ズバリ！比企谷くんなんてどう？？いやそりゃ私からしたらもちろん本命ははやはちなんだけど、隼人くんがノーマルに行ってしまった以上、ここは戸部っちでもいいと思うの！あ、ただし戸部っちは受けね。ほら、戸部っち下の名前翔(かける)だし、ここは戸部×はちで……ｷﾏｼﾀﾜｰ(n‘∀‘)ηﾟ・*ﾟ・*」
三浦「はぁ…ったくほら海老名ー。擬態しろし。」
やっぱあれですねブレないですね海老名さん。あれだよな、絶対おそ松とか見てそうだよな。
由比ヶ浜「あ、あはは…戸部っち、気にしないでいいよ…」
戸部「…っわ。マジかーヒキタニ君かー。そりゃないでしょー。いやでもこれしたら海老名さんからのポイント、プラスじゃね…」
おいやめろ戸部、小声でいうな気持ち悪い。。それなんて薄い本だよ、しかも絶対売れなくてコミケで薄い本の大量の売れ残りが厚い本になること確定だぞ。
由比ヶ浜「ねえねえ、ヒッキーヒッキー。」
八幡「ん？」
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