【俺ガイル】一色「先輩の事が…好きです。」
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28:名無しNIPPER[saga]
2018/01/18(木) 17:19:42.51 ID:xZjh6vi00

ハヤトクンメシイコウゼ-ッベーワー

昼休みになり、教室もいつもの騒がしさを少しずつ取り戻す。もっとも、あのグループは相変わらずのようで、戸部が馬鹿みたいにひとりでうるさいことを除けば、いつもとは違った雰囲気が流れていた。うん、てか戸部あれ狙ってるんじゃね?空気読んであえて?やだ戸部良い奴!

葉山「はは、分かった分かった、ちょっと待てよ戸部。」

葉山も応じている。うん、いや別に俺が見てるわけじゃないからね!視界に入ってくるんだもん!それでも僕はやってない。

三浦「…隼人、ちょっといい?あーし話あんだけど。」

その葉山に、右手で髪をくるくるしながらついに三浦が不機嫌そうに声をかける。なんとなくクラスの連中も雰囲気を察したのか、若干静かになる。いや三浦怖っ。

葉山「…いいよ。すまん戸部、ちょっと待っててくれ。」

戸部「お、おう…。」

なにあれ戸部可哀想!いや、別にいいか。戸部だし。

葉山「それで、なにかな?」

三浦「隼人さー、あの後輩のコと付き合ったって本当?」

出たー女王の先生パンチ!こわっ!

由比ヶ浜「ゆ、優美子…ちょっと…」

三浦「いいから、答えてくんない?」

不機嫌そうなあーしさんマジ怖い。怖すぎ。由比ヶ浜ですら収められないとか俺が行ったらもう殺されるんじゃないですか?いや行かないけど。

葉山「…ああ。昨日からいろはと付き合ってる。」

三浦「…」

葉山は、三浦から全く目をそらさず堂々とそう言い切った。三浦は動揺しているのかもしれないが、それを見せないあたりが流石三浦だ。その言葉に態度を変えることはなく、変わらず右手で髪をくるくるしている。

三浦「…そ。話はそんだけだから。」

そう言って去る三浦を、由比ヶ浜が追いかける。
…おかしい。また俺は違和感を感じた。今度は、葉山隼人という人物に。



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