84:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:30:51.52 ID:2X1um2xF0
ほたる「ち、違いますよ、ダイヨンのプロデューサーさん……!」
フレデリカ「あー、へーきへーき、ほたるちゃん。プロデューサーには私から上手く言っておくからね」
ほたる(そう言ってウィンクをされましたが、それが更に勘違いを加速させるような気がしてなりません)
85:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:31:23.60 ID:2X1um2xF0
ほたる(カプリスエスパーオトメは現在売り出し中のユニット、という事で、小さなイベントを除いて単独ライブを行うのは今回が2度目という事でした)
ほたる(『ライブ会場もまだ中規模を下回るくらいのとこしかいっぱいに出来ないんだよね〜』とフレデリカさんは言っていましたが、リハーサルで立ったステージからの景色はものすごく広く、これでも小さな会場なんだと思うと気の遠くなるような気持ちでした)
ほたる(その舞台で、フレデリカさん、裕子さん、奈緒さんが躍動しています)
86:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:31:49.93 ID:2X1um2xF0
フレデリカ「みんなー、盛り上がってる〜?」
「うおおおおお!」
奈緒「いい声だな! あたしがもっともっと盛り上げてやるからなー!!」
87:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:32:17.46 ID:2X1um2xF0
ほたる(舞台から見た観客席は、サイリウムという星が煌めく夜空みたい)
ほたる(そんな感想を他人事のように思った気がします)
ほたる(曲が流れ始めると、自然と、レッスン通りに体が動きました)
88:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:32:43.58 ID:2X1um2xF0
フレデリカ「ふぅー! やっぱり5人だとステージが狭いねぇ!」
裕子「何度か奈緒さんの髪の毛に絡めとられて転びそうでした!」
奈緒「人の髪をヤバいもの扱いすんじゃねー!!」
89:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:33:43.06 ID:2X1um2xF0
――バツン
ほたる(裕子さんの掛け声と同時に、会場の照明が全て消えました。演出ではありません)
ほたる(にわかに会場が騒がしくなります)
90:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:34:22.08 ID:2X1um2xF0
フレデリカ「でも実はフレちゃん、こんな事もあろうかとね、考えて来てたんだ」
奈緒「……すごく嫌な予感がするんだけど、何を?」
フレデリカ「真っ暗な中のお客さんが持ってるサイリウム……綺麗だよね〜」
91:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:35:01.44 ID:2X1um2xF0
フレデリカ『よっし、これで時間稼ぎはバッチリだね』
ほたる(インカムを外したフレデリカさんがみんなに話しかけます。それに倣って、私もインカムを外しました)
ほたる『私たちはどうすれば……』
92:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:35:37.21 ID:2X1um2xF0
茄子『大丈夫ですよ、奈緒ちゃん。私とほたるちゃんがついてますから』
ほたる『奈緒さん、頑張って下さい……!』
ほたる(私たちの声を聞いて、少し奈緒さんの手の震えが収まったような気がしました)
93:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:36:09.79 ID:2X1um2xF0
フレデリカ『ありがと、ナオちゃん。助かったよ』
奈緒『……そうやって殊勝にお礼言われるとすごくむず痒いからやめてくれよ』
フレデリカ「いやー、やっぱりナオちゃんってやれば出来る子って感じがするよね〜」
94:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:36:39.46 ID:2X1um2xF0
フレデリカ「それじゃ、アンコールも含めてこれで今日はおしまいっ!」
裕子「またエスパーユッコのサイキック武勇伝に新たな1ページが生まれてしまいましたね!」
奈緒「そうだな、超能力で明かり消すとか前代未聞だよ」
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