91:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:35:01.44 ID:2X1um2xF0
フレデリカ『よっし、これで時間稼ぎはバッチリだね』
ほたる(インカムを外したフレデリカさんがみんなに話しかけます。それに倣って、私もインカムを外しました)
ほたる『私たちはどうすれば……』
フレデリカ『ほたるちゃんとカコさんは歌ってるナオちゃんの傍にいてあげてね』
フレデリカ『次はフレちゃんのソロ曲だから、照明付けたのと同時に開始できないかプロデューサーに聞いてくるよん』
裕子『その次はユッコのソロですから、私もそっちで準備した方がいいかもですね!』
フレデリカ『そだね、ユッコちゃんも一緒に来てもらおっか』
茄子『では、私とほたるちゃんは奈緒ちゃんの護衛をしてますね』
フレデリカ『お願いね〜。あとは何かあったらあの掲示板で教えるね』
ほたる『分かりました』
ほたる(フレデリカさんと裕子さんは、そう言って舞台袖に引き上げていきました)
茄子『それじゃあ……奈緒ちゃん、ちょっと手、失礼しますね』
ほたる『私も……』
ほたる(奈緒さんの右手を茄子さん、左手を私が手に取りました)
ほたる(真っ暗な会場で、サイリウムの海へ向けて歌う奈緒さんの手は少し震えていました)
ほたる(緊急事態にアドリブで対応して、予定にない歌をアカペラで歌う……私がその場面を託されたら、緊張と不安で倒れてしまうかもしれません)
ほたる(それをこなせる奈緒さんはとても強い人なんだと思いました)
ほたる(せめて奈緒さんがちょっとでも安心できるように……私は握る手に力を込めました)
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