29:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:02:13.15 ID:2X1um2xF0
ちひろ「それで、私がプロデューサーさんをどうにか動かして、いつかこのダイハチでアイドル事業部の下克上をしてやるっていうのが私の密かな野望なんです」
ほたる「そう、なんですね……」
ちひろ「だからほたるちゃん、この弱小窓際事業部に来てくれてありがとうございます。これで私の野望もどうにか成就の目処が立って、プロデューサーさんの評価も改められそうです」
ほたる「いえ、私なんてまだまだ全然です……まだ、全然お役に立てそうもないです」
ちひろ「そんな事ないですよ。ほたるちゃんは目に見えるくらいメキメキ成長してますから、もっと自信を持っていいんですよ」
ほたる「は、はい……ありがとうございます」
ちひろ「でも無理だけはしないでくださいね?」
ほたる「はい……それはもう……トレーナーさんからも『休める時にしっかり休むのはレッスンの一つである』ってずっと言われてますから」
ちひろ「はい、それなら良かったです」
ほたる(そう言って私に微笑んでくれるちひろさんの顔はとても優しいです。母性に満ちた顔をしています)
ほたる(……やっぱり慶さんの言う通り、母性本能をくすぐられてプロデューサーさんの事を好きになってるんじゃ……)
ちひろ「ほたるちゃん、今なにか変な事を考えてませんか?」
ほたる「ぃ、いいえ、考えてませんっ」
ちひろ「そう、ならいいんですけどね」ニッコリ
ほたる(そう言って浮かべる笑顔にとても怖いものを感じて、私は絶対にちひろさんを敵にするような事はしてはいけないと思いました)
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