101:名無しNIPPER[sage]
2018/01/17(水) 01:40:38.45 ID:2X1um2xF0
ほたる(ちひろさんからの大事なお話。それはアイドルとしての本格的なデビューの話でした)
ほたる(CGプロダクションが正式に認可して、第8アイドル事業部として白菊ほたるを売り出す、という事です)
ほたる(ずっと遠くにあった目標のアイドルデビュー、それが気が付いたら手を伸ばせばすぐ届くところにまで近づいていました)
ほたる(……約半年前、あまざらしの公園で全てを諦めかけていた私からは考えられない奇跡だと思えました)
ほたる(デビューが決まってからというもの、第8アイドル事業部は今までにない忙しさに追われました)
ほたる(プロデューサーさんは小さなライブハウスを押さえ、私のプロモーションを行うために色々な所へ顔を出しにいっていました)
ほたる(私のデビュー曲はプロダクションが用意してくれていたのですが、プロデューサーさんは仕事の合間に作曲をして、それをどうにかねじ込めないかと画策していました。でもちひろさんに怒られて断念したみたいです)
ほたる(ちひろさんも処理しなければいけない書類や事務手続きが倍くらいに増えたようで、それを片付けるのに悪戦苦闘していました)
ほたる(そして私は、ミニライブに向けたレッスンと、プロデューサーさんと一緒にプロモーション営業を行ったりしました)
ほたる(また、それと同時に、カプリスエスパーオトメのライブの時のようなアクシデントが起こる事も想定した準備も行いました)
ほたる(まず緊急事態に備えた道具として、照明が落ちた時の為のスポットライト、スピーカーが故障した時の為のアンプとマイク、それの動力となるカーバッテリーとインバーターなどを用意しました。……張り切りすぎたプロデューサーさんがかなりの数を用意して、ちひろさんに『やり過ぎです。経費で落とせませんよその量は』と言われ落ち込んでいました)
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