【安価・コンマ】提督「……腹減ったな。なんか作るか」秘書艦「提督の手料理……?」
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229: ◆axPwtNeSoU[saga]
2018/01/29(月) 23:04:11.22 ID:miMmLHmA0


最上「今戻ったよ、提督!」

提督「おう、お帰り最上。わざわざありがとうな」

最上「まったくもう! 提督ってば、鳳翔さんのところに帽子忘れちゃうなんて、うっかりさんだよね!」

提督「すまんすまん(後で自分で取りに行くって言ったんだがな……)」

最上「おかげでボク、朝ごはんも食べ損ねちゃったし…ぷんぷん!」

提督「(うっかりさんとかぷんぷんって、きょうび聞かねえな……。まあ、可愛いからいいけど)……いやだから、後で自分で行くからいいって言ったろ?」

最上「そうはいかないよ! ほら、提督、ちょっと屈んで?」

提督「お、おう」

最上「提督、ちょっと動かないでね……」

提督(今まであんまり意識してなかったけど……。近くで見ると唇つやつやで柔らかそう……実はさり気なく、リップとか使ってんだろか……。うおっ、うなじ細っせえ……。やだこの子、無防備なくせに、ところどころ妙にエロいわ)


最上「……ほら、帽子はこうした方がかっこいいよ!」ニコッ

提督「お、おう、ありがとな」

最上「? どうかした?」

提督「い、いや、なんでも……いやー、それにしても、ずいぶん温かくなってきたな」

最上「そうだね! 鎮守府の脇の出撃桜も綺麗だった!……あっ、そういえば提督、鳳翔さんからこれ! 朝堀りの山菜だって」

提督「おっ、たらの芽にヨモギに……生のきくらげか、珍しいな」

最上「へえ、ボク、きのこの旬って秋かと思ってたよ!」

提督「きくらげは春から夏にかけてが旬なんだ。食べ方はいろいろあるが、そうだな、まずは……」



提督「……こうやって、沸かしたお湯によく洗って石突きを取ったきくらげを入れて、30秒くらいしたら引き上げる。水にさらし、ざるで水気を切る」

最上「これだけ?」

提督「そう、これだけで熱処理完了だ。これを色んな料理に使うんだが……取りあえずそぎ切りにして、わさび醤油を用意して、と。……ほれ」

最上「ん……(モグモグ)何これ、美味しい!」

提督「きくらげの刺身だ。味は大して無いが、微かな香りと、貝とかそれこそクラゲみたいな、独特の食感が面白いだろ?」

最上「うう、美味しいけど、なんだか余計にお腹空いてきちゃったじゃないか! もぉ、提督! お昼、いっぱいごちそうしてもらうからね!」

提督「ははは、わかったわかった、ちょっと待ってろ」




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