5: ◆5ErMbW2vGU
2018/01/14(日) 23:46:57.99 ID:/m4nMCCW0
しかし人選か……。
智慧之王(ラファエル)先生の言いたいこともわかる。
何故なら────
6: ◆5ErMbW2vGU
2018/01/14(日) 23:49:09.90 ID:/m4nMCCW0
「しかし、俺はこういう店には慣れませんね」
そう呟くのは両隣にエルフが座っているベニマルだ。
額から二本の角を生やす元大鬼族(オーガ)の青年である。今では進化して妖鬼(オニ)と呼ばれる種族になっている。
7: ◆5ErMbW2vGU
2018/01/14(日) 23:51:44.69 ID:/m4nMCCW0
「……」
そんなやり取りを我関せずとばかりに目を瞑って酒を呷るのはソウエイだ。
ソウエイ自身は気にならないのかそれとも気にしないのか。
8: ◆5ErMbW2vGU
2018/01/14(日) 23:54:54.36 ID:/m4nMCCW0
俺が自身のスキルとそんなやり取りをしていた時、それは聞こえてきた。
「それで言ってやったのよ! クソ雑魚スライムの分際で! ってな!」
9: ◆5ErMbW2vGU
2018/01/14(日) 23:57:18.96 ID:/m4nMCCW0
「最近何かと話題になってるようだがな! まあ俺たちにかかればスライムなんてどれも同じようなモンってことよ!」
「そうそう!」
10: ◆5ErMbW2vGU
2018/01/14(日) 23:59:46.59 ID:/m4nMCCW0
「失礼、少々お話が聞こえてきまして」
「ああ? なんだアンタ?」
11: ◆5ErMbW2vGU
2018/01/15(月) 00:02:20.72 ID:ME4+nLZv0
おお! あの時の!
俺は威圧して気絶させてしまった冒険者たちを思い出した。
確かイチャモン付けてきた奴等だったな。
あの時失禁までしている奴等もいたはずだが……その話を自分からするものか?
12: ◆5ErMbW2vGU
2018/01/15(月) 00:05:27.99 ID:ME4+nLZv0
言葉だけの威圧。
ディアブロは『魔王覇気』を使用していない。
だが、彼らはそれ以上口を開けなくなった。
13: ◆5ErMbW2vGU
2018/01/15(月) 00:21:27.65 ID:ME4+nLZv0
●
ども!
14: ◆5ErMbW2vGU
2018/01/15(月) 00:25:02.84 ID:ME4+nLZv0
「あれ、ここ……」
その時、ゴブソウが一つの店を見つけたっす。
15: ◆5ErMbW2vGU
2018/01/15(月) 00:25:33.95 ID:ME4+nLZv0
「ゴ、ゴブタ殿? こ、ここは違うのでは……!?」
「そ、そうっすね……」
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