リムル「俺の部下が出鱈目な件」(偶に安価)
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3: ◆5ErMbW2vGU
2018/01/14(日) 23:41:32.68 ID:/m4nMCCW0

今俺たちがいるのは自国、テンペストではなかった。
ドワーフの王、ガゼル・ドワルゴが統べる武装国家ドワルゴン。
我が国最初の友好国である。
ここはそのドワルゴンでも俺一押しの夜のお店、『夜の蝶』だった。
蝶、と言うからには皆さん、お分かりの事と思う。
このお店は綺麗所のお嬢様方、それもエルフがたくさんいるお店なのである!
薄い服に短い丈。膨らむ胸部にすらりと伸びる白い脚。
それだけで、

(うっひょーっ! 見えそうで見えない!)

と毎度俺の思考を刺激する。
彼女たちは絶妙に見えないラインで攻めてくる。
俺の『魔翌力感知』による視界は大抵の不意打ちにも気付ける程に高性能なのだがそれをもってしても覗きたい先が紙一重で見えないのだ。
いつか、やがていつかはその先を拝めることを目標に今日も自身のスキル性能を高める所存である。

《……》

おっと、意志無きハズの俺のスキルにして相棒とも呼べる智慧之王(ラファエル)さんが何か言いたそうだが、あえて無視しておこう。




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