49: ◆5AkoLefT7E[saga]
2018/01/13(土) 00:14:28.08 ID:TDi1TcfI0
「ええと……私なんかがこんなに素敵な賞をもらえて、とっても嬉しい。でも、私一人では絶対無理だった。まずは、今まで私を支えてくれたみなさんにお礼を言いたいと思います。本当に……ありがとう」
「私は、笑うことが苦手だったんだ。鏡に映る私はいつも、しかめっ面で、無愛想で、可愛くなくて」
「正直、諦めてた。テレビの中や、舞台の上で活躍するような、そんなアイドルに憧れる気持ちを」
「だけどね、諦めていたつもりだったんだけど、実は心のどこかで期待してた。いつか私だって、お姫様になれるんじゃないかって」
「そうしたらある日、本当に私の前に魔法使いが現れて。私の景色はまるで変わったの」
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