関裕美「0点の笑顔をあなたに」
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37: ◆5AkoLefT7E[saga]
2018/01/13(土) 00:04:08.42 ID:TDi1TcfI0

あまり聞き覚えのない声だから、バックオフィスの人とかなのかな?

「最初見た時はどうなるかと思ったけど」

「うーん、確かに、ちょっと愛想というか、まあ、気持ちはわかりますが……」

うっ……やっぱりそう思われてたんだ……
というか入りたての時とかにこういうの聞いてたら危なかったな……

「でもまあ、最近は可愛くなったよ」

「ですね」

「愛想も良くなってるし」

て、照れるな……お世辞でも嬉しいかも。

「しっかしあの人はどこから連れてくるんだろうなあ」

あっ!
”あの人”って、プロデューサーさんのことだよね。

「というか、担当する娘が決まるまで随分時間が空きましたよね。半年くらい? まあ、その間は他のプロデューサーさん陣のマネジメントとかやってたみたいですし。事務所としては問題なかったんだろうとは思いますが」

「確かに。結構大きい事務所からの移籍だったもんな。すぐに担当決めて、一気に売っていくだろって思ったけど」

「”あの事務所から来るの!?”って話題になったのも、もはや懐かしいですね」

「ま、結果的に売り上げに貢献してるんだし、いいんじゃないか?」

「複数担当とか、あの人なら問題なくこなせそうですけど」

「ウチの事務所に慣れるためとか?」

「うーん……」

「ま、考えても仕方ないか。戻るぞ」

そう言って、声は遠ざかっていった。



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